“耻辱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちじょく35.7%
ちじよく35.7%
はぢ21.4%
ちぢよく7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしそうなったあかつき四谷代々木間の電車の窓から西洋人がこの汚い貧民窟を見下みおろしでもすると国家の耻辱ちじょくになるから東京市はこれを取払ってしまうとやらいう噂があった。
不憫ふびんではあるが、生きて耻辱ちじよくかうむるより、この私に取つても、どれほど嬉しいことか判らない、——かたじけないぞ
おことこゝろさへかはらずば、女々めゝしい臆病心おくびゃうごゝろために、敢行してのくる勇氣ゆうきさへゆるまなんだら、此度このたび耻辱はぢのがれられうぞ。
祭りは昨日きのふに過ぎてそのあくる日より美登利の学校へ通ふ事ふつと跡たえしは、問ふまでも無く額の泥の洗ふても消えがたき耻辱ちぢよくを、身にしみて口惜くやしければぞかし
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)