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耻辱
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ちじよく
ふりがな文庫
“
耻辱
(
ちじよく
)” の例文
不憫
(
ふびん
)
ではあるが、生きて
耻辱
(
ちじよく
)
を
蒙
(
かうむ
)
るより、この私に取つても、どれほど嬉しいことか判らない、——
辱
(
かたじ
)
けないぞ
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唯
(
たヾ
)
死
(
し
)
ねかしと
身
(
み
)
を
捨
(
すて
)
ものにして、
部屋
(
へや
)
より
外
(
そと
)
に
足
(
あし
)
も
出
(
だ
)
さず、
一心
(
いつしん
)
悔
(
くや
)
み
初
(
そ
)
めては
何方
(
いづかた
)
に
訴
(
うつた
)
ふべき、
先祖
(
せんぞ
)
の
耻辱
(
ちじよく
)
家系
(
かけい
)
の
汚
(
けが
)
れ、
兄君
(
あにぎみ
)
に
面目
(
めんもく
)
なく
人目
(
ひとめ
)
はずかしく、
我心
(
わがこヽろ
)
我
(
わ
)
れを
責
(
せ
)
めて
夜
(
よ
)
も
寐
(
ね
)
ず
晝
(
ひる
)
も
寐
(
ね
)
ず
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
耻辱
(
ちじよく
)
、憤恨、悲歎、憂愁、心を置惑ひてこの母は終に発狂せるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
大里貫之助の素直な調子には、
耻辱
(
ちじよく
)
を打ち開ける努力で痛々しいものさへありました。
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
代
(
だい
)
までの
耻辱
(
ちじよく
)
なり
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
耻
部首:⽿
10画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“耻”で始まる語句
耻
耻入
耻掻
耻晒
耻曝