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睨合
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にらみあい
ふりがな文庫
“
睨合
(
にらみあい
)” の例文
親分と唖の巳代吉の間はいよ/\
睨合
(
にらみあい
)
の姿となった。或日巳代吉は
手頃
(
てごろ
)
の
棒
(
ぼう
)
を押取って親分に打ってかゝった。親分も
麺棒
(
めんぼう
)
をもって渡り合った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
二人の先生は、どういうものか何となしに仲が悪く、年中
睨合
(
にらみあい
)
をしていた。
回想録
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
故
(
ことさ
)
らに無心な顔を作り、思慮の無い
言
(
こと
)
を云い、互に
瞞着
(
まんちゃく
)
しようと
力
(
つと
)
めあうものの、しかし、双方共力は
牛角
(
ごかく
)
のしたたかものゆえ、
優
(
まさり
)
もせず、
劣
(
おとり
)
もせず、
挑
(
いど
)
み疲れて今はすこし
睨合
(
にらみあい
)
の姿となった。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“睨”で始まる語句
睨
睨付
睨廻
睨附
睨視
睨返
睨上
睨着
睨反
睨据