“にらみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
61.1%
白眼27.8%
白睨5.6%
睨視5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旦那、そんなこえゝ顔をして、おにらみなすつちやあいけません、旦那あ立派なお侍だ、わつちやあ田舎ものでございます
かねがね煩悩小僧と動かぬ白眼にらみをつけている文珠屋佐吉を、宗七、ここで一声かけるかと思いのほか、そこは共に大志を抱く友達のよしみ。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
役人耳にも入ず白睨にらみ付てぞ引立ける富右衞門は女房おみねに向ひ此もとより我が身におぼえなきことなれば御郡代樣ぐんだいさまの御前にて申譯は致すなり必ず心配しんぱいすることなかれと云ども流石さすが女氣をんなぎのお峰は又も取縋とりすがり涙と共に泣詫なきわびるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何とも云えぬ物凄い睨視にらみ! 何とも云えぬ殺伐な睨視!
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)