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かんどり
ふりがな文庫
“かんどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
楫取
36.4%
寒鳥
18.2%
楫主
9.1%
神取
9.1%
神鳥
9.1%
舵取
9.1%
舵手
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楫取
(逆引き)
ぢやによつて沖を通る廻船さへ、時ならぬ潮のさしひきに漂はされて、
水夫
(
かこ
)
楫取
(
かんどり
)
の
慌
(
あわ
)
てふためく事もおぢやつたと申し伝へた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かんどり(楫取)の例文をもっと
(4作品)
見る
寒鳥
(逆引き)
『——
寒鳥
(
かんどり
)
の身はむしらるる行方かな』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんどり(寒鳥)の例文をもっと
(2作品)
見る
楫主
(逆引き)
船は、無論、
暗澹
(
あんたん
)
たる中をグルグル廻っているのである。
水夫
(
かこ
)
、
楫主
(
かんどり
)
、船幽霊のような声をあげて、ワーッと八方の闇にうろたえている。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
船頭
絞
(
しぼ
)
りの
水襦袢
(
みずじゅばん
)
をつけて帆役や荷方、
水夫
(
かこ
)
や
楫主
(
かんどり
)
が、
夜凪
(
よなぎ
)
をのぞんでめいめいの部署に小気味よくクルクルと活躍しだす一方には、手形を持って便乗する
商人
(
あきゅうど
)
だの、
寺証
(
てらしょう
)
をたよりに乗る四国
詣
(
まい
)
り
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんどり(楫主)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
神取
(逆引き)
と、振向いてみると、それはこの城に二ヵ月ほど前から滞留して、家中の士に剣の法を教えていた
神取
(
かんどり
)
新十郎とよぶ
新当流
(
しんとうりゅう
)
の武芸者であった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その折、筒井家の客となっていた
神取
(
かんどり
)
新十郎という剣者と知りあい、後、当城へ招いて、数年のあいだ新当流を学び、その
奥旨
(
おうし
)
を
授
(
さず
)
かりましたが——なぜか自身、どうしても、満足ができません。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんどり(神取)の例文をもっと
(1作品)
見る
神鳥
(逆引き)
最初は明治二十九年のことで、正妻の入院中愛妾の
神鳥
(
かんどり
)
みさほを引き入れた最初の夜に、伝次郎はみさほのために
紙切刀
(
かみきりがたな
)
で頸動脈を切断され、みさほもその現場で自殺を遂げてしまったのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
かんどり(神鳥)の例文をもっと
(1作品)
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舵取
(逆引き)
すぐに多分の酒手を与えて船頭を初め
舟子
(
かこ
)
舵取
(
かんどり
)
まで上陸させて、自分一人が夜通し船に居残るように計らった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かんどり(舵取)の例文をもっと
(1作品)
見る
舵手
(逆引き)
苦
(
にが
)
い、
飮
(
の
)
みぐるしい
案内者
(
あんないじゃ
)
よ! やい、
命知
(
いのちし
)
らずの
舵手
(
かんどり
)
よ、
苦
(
くる
)
しい
海
(
うみ
)
に
病
(
や
)
み
疲
(
つか
)
れた
此
(
この
)
小船
(
こぶね
)
を、
速
(
はや
)
う
巖礁角
(
いはかど
)
へ
乘上
(
のりあ
)
げてくれ!……さ、
戀人
(
こひゞと
)
に!(と飮む)。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かんどり(舵手)の例文をもっと
(1作品)
見る
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