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コクスン
ふりがな文庫
“コクスン”の漢字の書き方と例文
語句
割合
舵手
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舵手
(逆引き)
「サア、保君、君と僕とで漕ぐんだ。そして、つかれた方が哲雄君に代ってもらうんだ。哲雄君は
舵手
(
コクスン
)
をやっておくれ。いいかい」
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私を悩ませたのは、檣頭横桁からあの静かな緑色をした水の中の
舵手
(
コクスン
)
の死体のそばへ落ちはしまいかという、心に抱いている恐怖であった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
また、
舵手
(
コクスン
)
のイズレール・ハンズは注意深い、狡猾な、老練な、経験のある海員で、まさかの時にはほとんど何でも
任
(
まか
)
すことが出来る男だった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
舵手
(
コクスン
)
の前にうずくまっていた犬が、このさわぎにおびえて、悲しい声で吠えはじめました。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その間に、大地主と船長とは甲板に
留
(
とど
)
まり、船長は
舵手
(
コクスン
)
に声をかけた。船に残っている者の中の
頭立
(
かしらだ
)
った男なのである。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
舵手
(
コクスン
)
の哲雄君が、けげんらしく叫びました。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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