“だしゅ”の漢字の書き方と例文
語句割合
舵手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がっかりすると言うより、ぼんやりして、海を見ていると、舵手だしゅの清さんがやって来て、かたたたきます。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
文科の整調の窪田は農科の舵手だしゅの高崎と同じ中学を出て同じく一高に入った親友であった。
競漕 (新字新仮名) / 久米正雄(著)
実業家マルタン氏が舵手だしゅだったが、氏は非凡ひぼんなうでをあらわして、波をうまくのり切った。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)