“鍼路”の読み方と例文
読み方割合
しんろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今(いま)や我(わ)が弦月丸(げんげつまる)の指(さ)して行(ゆ)く同(おな)じ鍼路(しんろ)をば故意(わざ)と此方(こなた)に向(むかつ)て猛進(まうしん)して來(く)るのである、一分(ぷん)、二分(ふん)、三分(ぷん)の後(のち)は一大(いちだい)衝突(しようとつ)を免(まぬ)かれぬ運命(うんめい)※
わたくしは未だ其鍼路(しんろ)を尋ぬることを得ぬので、姑(しばら)く此研究を中止する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此方(こなた)滊角(きかく)短聲(たんせい)一發(いつぱつ)、鍼路(しんろ)を右舷(うげん)に取(と)れば、彼方(かなた)海蛇丸(かいだまる)も左舷(さげん)の紅燈(こうとう)隱(かく)れて鍼路(しんろ)を右(みぎ)に取(と)り、此方(こなた)短聲(たんせい)二發(にぱつ)鍼路(しんろ)を左舷(さげん)に廻(めぐ)らせば、彼方(かなた)も亦(ま)た左舷(さげん)の紅燈(こうとう)現(あら)はれて鍼路(しんろ)を左(ひだり)に取(と)る。