舵手かじとり)” の例文
入って行く間中、のっぽのジョンは舵手かじとりのそばに立って船の操舵を指揮していた。彼はその水路を自分の掌のように知っていた。
水手かこの勝が威勢よく返事をしました。お松は伝馬に乗って岸へ行くためにかよぐちから出直して、伝馬に乗るべく元船もとふねを下りて行きました。その後で船頭、親仁おやじ水手かこ舵手かじとりらが
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)