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舵座
ふりがな文庫
“舵座”の読み方と例文
読み方
割合
かじざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじざ
(逆引き)
父上はひざから下を水に浸して
舵座
(
かじざ
)
にすわったまま、じっと君を見つめていた。今まで絶えず君と君の兄上とを見つめていたのだ。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
君の父上は
舵座
(
かじざ
)
にあぐらをかいて、時々晴雨計を見やりながら、変化のはげしいそのころの天気模様を考えている。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
折り目正しい長めな紺の背広を着た検疫官はボートの
舵座
(
かじざ
)
に立ち上がって、
手欄
(
てすり
)
から葉子と一緒に胸から上を乗り出した船長となお
戯談
(
じょうだん
)
を取りかわした。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
舵座(かじざ)の例文をもっと
(2作品)
見る
舵
漢検準1級
部首:⾈
11画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“舵”で始まる語句
舵
舵手
舵機
舵取
舵器
舵輪
舵柄
舵子
舵板
舵棒