“舵器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だき85.7%
ダキ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、船は目的の個所に近づき、ガラガラという、舵器だきくさりの音がして、方向を換え始め、同時に速度も鈍くなって来ました。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「閣下、本艦は日本潜水艦に、舵器だきを半数破壊されました。したがって速力が半分に減じまするから、至急、隣に居りますソルトレーキへ御移りを願います」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
突然轟音ゴウオントトモニハゲシキ震動ヲ受ケ、異状ニ突入セリ、噴射機関等ニマッタク異状ナキニモカカワラズ、速度計ハレイヲ指シ、舵器ダキマタキカズ、ソレニ続キ高度計ノ指針ハ急ニ自然ニ下リテ
宇宙戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)