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舵器
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だき
ふりがな文庫
“
舵器
(
だき
)” の例文
やがて、船は目的の個所に近づき、ガラガラという、
舵器
(
だき
)
の
鎖
(
くさり
)
の音がして、方向を換え始め、同時に速度も鈍くなって来ました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「閣下、本艦は日本潜水艦に、
舵器
(
だき
)
を半数破壊されました。
従
(
したが
)
って速力が半分に減じまするから、至急、隣に居りますソルトレーキへ御移りを願います」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
出発のときは、胴体から
引込
(
ひきこ
)
み式の三
脚
(
きゃく
)
をくりだして、これによって
滑走
(
かっそう
)
した。そのとき、やはり胴体から
水平翼
(
すいへいよく
)
と
舵器
(
だき
)
が引き出されて、ふつうの飛行機とどうように地上を滑走した。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
虎隊長は、
朱盆
(
しゅぼん
)
のようなかおをして、自ら
舵器
(
だき
)
を握っている。船は飛ぶ。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そのときわしの乗っていた汽船が
舵器
(
だき
)
に故障を起したので、その某島へ寄って修理をやった。そのために前後五日間そこに
仮泊
(
かはく
)
していた。その間に、わしははからずも黄金メダルを手に入れたのじゃ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
舵器
(
だき
)
を
執
(
と
)
っている航空長は、答えた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
舵器
(
だき
)
が、壊れました!」
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
舵
漢検準1級
部首:⾈
11画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“舵器”で始まる語句
舵器損傷