トップ
>
兇賊
ふりがな文庫
“兇賊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうぞく
66.7%
きようぞく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうぞく
(逆引き)
あわれ、何しに
御身
(
おんみ
)
の
膚
(
はだえ
)
に
汚
(
けが
)
るべき。夫人はただかつてそれが、
兇賊
(
きょうぞく
)
の持物であったことを知って、ために不気味に思ったのである。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼の
片頬
(
かたほほ
)
には見るも恐ろしい
蟹
(
かに
)
のような形をした
黒痣
(
くろあざ
)
がアリアリと浮きでていた。これこそ
噂
(
うわ
)
さに名の高い
兇賊
(
きょうぞく
)
痣蟹仙斎
(
あざがにせんさい
)
であると知られた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
兇賊(きょうぞく)の例文をもっと
(8作品)
見る
きようぞく
(逆引き)
左傷の五右衞門——それはまことに恐るべき
兇賊
(
きようぞく
)
でした。暮から活動を始めて、この三月末までには、神田から下谷、淺草、本郷へかけて、十五六軒も荒したことでせう。
銭形平次捕物控:181 頬の疵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さうした讀書から自然に覺えた探偵ごつこ、自分の友達の多少
魯鈍
(
ろどん
)
なのを
兇賊
(
きようぞく
)
に仕立てたりして、それをわら繩で縛り上げる敏腕な探偵は、私の少年時代のある時の姿だつたから……。
探偵小説の魅力
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
兇賊(きようぞく)の例文をもっと
(4作品)
見る
“兇賊”の意味
《名詞》
凶悪なことをする賊。
(出典:Wiktionary)
兇
漢検準1級
部首:⼉
6画
賊
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“兇賊”で始まる語句
兇賊狩
兇賊等
検索の候補
兇賊狩
兇賊等
“兇賊”のふりがなが多い著者
南部修太郎
吉川英治
泉鏡花
海野十三
江戸川乱歩
野村胡堂