“きようぞく”の漢字の書き方と例文
語句割合
兇賊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兇賊きようぞくは何んの變哲もない小男で、黒い覆面をしたつきり、町人風の小氣のきいた樣子で、大抵よひのうちに入り、往來がまだ賑やかなうちに、何處ともなく逃げうせるのが特徴とされて居ります。
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)