“熔岩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようがん70.8%
ラヴア12.5%
ラヴァ8.3%
ラバー4.2%
ラヷ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎに見たのは、海底火山かいていかざんがふきだした熔岩ようがんでできた、ごつごつの島であった。島の根は、海中にするどくつき立って、あくまで、波と戦っていた。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
硬い熔岩ラヴアの褶折が、骨高に自然の防風しょうとなっている陰には、風に吹き落されたものか、雪が最も多くて、峡流のように麓へ向って放射している、その重味で
雪中富士登山記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
それが、他にある洋橙オレンジとは異なり、いわゆるだいだい色ではなくて、むしろ熔岩ラヴァ色とでもいいたいほどに赤味の強い、大粒のブラッド・オレンジだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
熔岩ラバーもって閉じために、ここに秋元湖しゅうげんこ檜原湖と称する、数里にわたる新らしい湖を谿谷けいこくの間に現出した、その一年後のことであるから、吾々の眼にふるるところ
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
珊瑚紅さんごこう熔岩ラヷ——
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)