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邸址
ふりがな文庫
“邸址”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やしきあと
66.7%
ていし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やしきあと
(逆引き)
左側に
邸址
(
やしきあと
)
らしい空地があって、そこから小供が出て来るところであった。その空地にはおとなの背ぐらいもあるような大きな
瓶
(
かめ
)
がたくさん
俯向
(
うつむ
)
けにしてあるのが見えた。
藍瓶
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
坂路を隔てて仏蘭西人アリベーと呼びしものの
邸址
(
やしきあと
)
、今は岩崎家の
別墅
(
べっしょ
)
となり、短葉松植ゑつらねし
土墻
(
ついじ
)
は城塞めきたる石塀となりぬ。岩崎家の東鄰には依然として
思案外史
(
しあんがいし
)
石橋
(
いしばし
)
氏の
居
(
きょ
)
あり。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
邸址(やしきあと)の例文をもっと
(2作品)
見る
ていし
(逆引き)
世態一変して後明治七、八年の頃に至り名古屋藩の医にして詩を森春濤と鷲津毅堂とに学んだ
永阪石埭
(
ながさかせきたい
)
が、星巌の
邸址
(
ていし
)
を探り求めて新に
亭榭
(
ていしゃ
)
を築き、
顔
(
がん
)
して玉池仙館と称した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
邸址(ていし)の例文をもっと
(1作品)
見る
邸
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
址
漢検1級
部首:⼟
7画
“邸”で始まる語句
邸
邸宅
邸内
邸町
邸中
邸第
邸跡
邸方
邸前
邸園
“邸址”のふりがなが多い著者
永井荷風
田中貢太郎