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邸方
ふりがな文庫
“邸方”の読み方と例文
読み方
割合
やしきがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やしきがた
(逆引き)
出させ三郎兵衞を
饗應
(
もてなし
)
ながら猶帳合をなし居ける
中
(
うち
)
邸方
(
やしきがた
)
より
六
(
むづ
)
ヶ
敷
(
しき
)
拂
(
はら
)
ひ殘りの
掛合
(
かけあひ
)
などありて四郎右衞門も
忙敷
(
いそがしく
)
居
(
ゐ
)
たり立たりせし
紛
(
まぎ
)
れに三郎兵衞は
掛硯筥
(
かけすゞりばこ
)
の上に置たる彼の百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何を証拠に
其様
(
そん
)
なことをいうのだ、ハヽア分った、
手前
(
てめえ
)
は己が贔屓にするに附込んで、言いがゝりをいうのだな、お
邸方
(
やしきがた
)
の
御用達
(
ごようたし
)
をする龜甲屋幸兵衞だ、失礼なことをいうと
召連訴
(
めしつれうった
)
えをするぞ
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仕廻
(
しまは
)
んとするに見えざれば
萬一
(
もし
)
忙敷
(
いそがしき
)
紛
(
まぎ
)
れ外の金子の中へ這入りはせぬかと種々尋ぬると雖も一向知れず
大晦日
(
おほみそか
)
の事ゆゑ
邸方
(
やしきがた
)
より二百兩三百兩づつ度々來るに付入帳には付けたれども百兩不足に受取しや
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ずと種々考ふれども帳合
合
(
あは
)
ず然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
邸方(やしきがた)の例文をもっと
(2作品)
見る
邸
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“邸”で始まる語句
邸
邸宅
邸内
邸町
邸中
邸第
邸跡
邸址
邸前
邸園
“邸方”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝