“邸第”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていだい66.7%
ていたく16.7%
ていてい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大坂城は、今なおさかんなる工事中である。城濠、外廓、諸侯の邸第ていだいなどには、相変らず数万の人夫と工匠が昼夜なく働いている。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ギリシアのオリンピヤの競争にった三の牝馬は死後廟を立て葬られた。ローマ帝カリグラは愛馬インシタツスを神官とし邸第ていたく僕隷しもべを附け与えた。
余童子のとき匠人金次といふもの長府侯江戸の邸第ていてい補修のとき長府二の宮舞台のはふのごとくなれと好のよし語れり。今目のあたり見ることを
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)