“ていたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
第宅50.0%
邸宅47.1%
邸第2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禁裡の諸門をめぐる公家くげたちの、常にはひっそりしている第宅ていたくの地域ですら、忽ちさまざまな物音や人声が騒然と起った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
舞台ぶたいはいふまでもなくさくらそのの女しゆ人ラアネフスカヤの邸宅ていたく廣間ひろまで、時ははる、その方の名家もやがて沒落ぼつらくといふかなしい運命うんめいの前にあるのだが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
ギリシアのオリンピヤの競争にった三の牝馬は死後廟を立て葬られた。ローマ帝カリグラは愛馬インシタツスを神官とし邸第ていたく僕隷しもべを附け与えた。