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ていてい
ふりがな文庫
“ていてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
亭々
60.0%
廷丁
16.7%
亭亭
10.0%
艇底
3.3%
定鼎
3.3%
打々
3.3%
邸第
3.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亭々
(逆引き)
近所にも松の木がないわけではないが、しかし皆小さい庭木で、
松籟
(
しょうらい
)
の
爽
(
さわ
)
やかな響きを伝えるような
亭々
(
ていてい
)
たる大樹は、まずないと言ってよい。
松風の音
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ていてい(亭々)の例文をもっと
(18作品)
見る
廷丁
(逆引き)
私の姿を見ると、
廷丁
(
ていてい
)
は私のために被告席を用意し始めた。その間私は、
冠
(
かむ
)
っていた
深編笠
(
ふかあみがさ
)
を手に、部屋の入口のところに黙って立っていなければならなかった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ていてい(廷丁)の例文をもっと
(5作品)
見る
亭亭
(逆引き)
亭亭
(
ていてい
)
と
大毛槍
(
だいけやり
)
を立てた如くに直立し又は
斜
(
なゝめ
)
に交錯して十丈以上の高さに達して居る
椰子
(
やし
)
林を
颯爽
(
さつさう
)
たる
驟雨
(
しうう
)
に車窓を打たれ
乍
(
なが
)
ら、五台の馬車が赤い土の水
烟
(
けむり
)
を馬蹄の音高く蹴立てて縦断するのは
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ていてい(亭亭)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
艇底
(逆引き)
先刻
(
せんこく
)
瀧
(
たき
)
のやうに
降注
(
ふりそゝ
)
いだ
雨水
(
あめみづ
)
は、
艇底
(
ていてい
)
に
一面
(
いちめん
)
に
溜
(
たま
)
つて
居
(
を
)
る、
隨分
(
ずいぶん
)
生温
(
なまぬる
)
い、
厭
(
いや
)
な
味
(
あぢ
)
だが、
其樣事
(
そんなこと
)
は云つて
居
(
を
)
られぬ。
兩手
(
りようて
)
に
掬
(
すく
)
つて、
牛
(
うし
)
のやうに
飮
(
の
)
んだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今
(
いま
)
、
此
(
この
)
新奇
(
しんき
)
なる
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は、
艇底
(
ていてい
)
に
設
(
まう
)
けられたる
自動浮沈機
(
じどうふちんき
)
の
作用
(
さよう
)
で、
海底
(
かいてい
)
三十
呎
(
フヒート
)
乃至
(
ないし
)
五十
呎
(
フヒート
)
迄
(
まで
)
の
深
(
ふか
)
さに
沈
(
しづ
)
む
事
(
こと
)
を
得
(
う
)
べく、
空氣
(
くうき
)
は、
普通
(
ふつう
)
の
氣蓄器
(
きちくき
)
又
(
また
)
は
空氣壓搾喞筒等
(
くうきあつさくぽんぷとう
)
に
依
(
よ
)
る
事
(
こと
)
なく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ていてい(艇底)の例文をもっと
(1作品)
見る
定鼎
(逆引き)
今人を
罵
(
ののし
)
るの危険なることは
趙甌北
(
てうおうほく
)
の「
簷曝雑記
(
えんばくざつき
)
」にその好例ありと言ふべし。南昌の人に
李太虚
(
りたいきよ
)
と言ふものあり。明の
崇禎
(
そうてい
)
中に
列卿
(
れつけい
)
と
為
(
な
)
る。国変に死せず。
李自成
(
りじせい
)
に
降
(
くだ
)
り、清朝
定鼎
(
ていてい
)
の後、脱し帰る。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ていてい(定鼎)の例文をもっと
(1作品)
見る
打々
(逆引き)
剣は、
打々
(
ていてい
)
と、
錚々
(
しょうしょう
)
と、きつきつと、あるいはむせぶがごとく、あるいは訴うるがごとく、あるいは放笑するがごとく、あるいは流るるがごとく、立派に、弾奏の役目をつとめているのである。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ていてい(打々)の例文をもっと
(1作品)
見る
邸第
(逆引き)
余童子のとき匠人金次といふもの長府侯江戸の
邸第
(
ていてい
)
補修のとき長府二の宮舞台のはふのごとくなれと好のよし語れり。今目のあたり見ることを
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ていてい(邸第)の例文をもっと
(1作品)
見る
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