“てい/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廷丁40.0%
亭々40.0%
廷々20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこ廷丁てい/\は石をくらに入んものとあげて二三歩あるくや手はすべつて石はち、くだけてすうぺんになつてしまつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
亭々てい/\たる並松なみまつの梢に淡雪あわゆきの色。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
自然は広漠たる大海にして、人生は廷々てい/\たる浮島に似たり。風浪常時に四囲を襲ひ来りて、寧静ねいせいなる事は甚だ稀なり。
万物の声と詩人 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)