“並松”の読み方と例文
読み方割合
なみまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この物理の教官室は二階の隅に当っているため、体操器械のあるグラウンドや、グラウンドの向うの並松なみまつや、そのまた向うの赤煉瓦あかれんがの建物を一目ひとめに見渡すのも容易だった。
寒さ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
亭々てい/\たる並松なみまつの梢に淡雪あわゆきの色。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)