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並樹
ふりがな文庫
“並樹”の読み方と例文
旧字:
竝樹
読み方
割合
なみき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみき
(逆引き)
そこでお君さんもほかに仕方がないから、すぐに田中君へ追いつくと、葉を
振
(
ふる
)
った柳の
並樹
(
なみき
)
の下を一しょにいそいそと歩き出した。
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
直ぐその家に眼を
与
(
や
)
ったのであるが、
花崗岩
(
みかげいし
)
らしい大きな石門から、
楓
(
かえで
)
の
並樹
(
なみき
)
の間を、
爪先
(
つまさき
)
上りになっている玄関への道の奥深く
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
誰だったか独逸人を地獄へ
堕
(
おと
)
したら、
屹度
(
きつと
)
地獄と
伯林
(
ベルリン
)
との比較研究を始めて、地獄の道にも伯林の
大通
(
おほどほり
)
のやうに菩提樹の
並樹
(
なみき
)
を植付けたい。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
並樹(なみき)の例文をもっと
(9作品)
見る
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“並”で始まる語句
並
並木
並木道
並居
並大抵
並々
並行
並木路
並河掃部
並等
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菊池寛
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