“並居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なみい83.3%
なみゐ8.3%
ならびゐ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
反対に、並居なみいる人々は、彼のすがたを仰ぐと、一斉に向き直って、縁にいた者は大地へ降り、たたずんでいた者は端へ寄って、地へひざまずき
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おごそか申渡まをしわたさるれば、並居なみゐ老職らうしよく諸役人しよやくにんみゝそばだみはれり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
歴々の上﨟じやうらふたち、衣裳美々しくよそはれたるまま、かなはぬ道とさとり、並居ならびゐたるを、さもあらけなき武士たち請取うけとり、その母親にいだかせて、引上げ引上げ張付はりつけにかけ——
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)