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老職
ふりがな文庫
“老職”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうしょく
66.7%
らうしよく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうしょく
(逆引き)
井上玄桐
(
いのうえげんどう
)
という
侍医
(
じい
)
、
大森典膳
(
おおもりてんぜん
)
という
老職
(
ろうしょく
)
、そのほか、
御物書
(
おものがき
)
の
鹿野文八
(
かのぶんぱち
)
、用人の
剣持与平
(
けんもちよへい
)
にいたるまで、日ごろ側近く召使われている顔はことごとく列に見える。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その上、ご
老職
(
ろうしょく
)
伊東十兵衛
(
いとうじゅうべえ
)
どのが、
源氏閣
(
げんじかく
)
の上から
袈裟斬
(
けさぎ
)
りになって
真下
(
ました
)
へ落ち、
鉱山目付
(
かなやまめつけ
)
の
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
どのも
悶絶
(
もんぜつ
)
していたようなありさま、けれどもこれは
命
(
いのち
)
に
別条
(
べつじょう
)
なく助かりましたが
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老職(ろうしょく)の例文をもっと
(2作品)
見る
らうしよく
(逆引き)
既
(
すで
)
に
去
(
さ
)
る
寛保年中
(
くわんぽねんちう
)
、
一時
(
いちじ
)
の
窮
(
きう
)
を
救
(
すく
)
はむため、
老職
(
らうしよく
)
の
輩
(
はい
)
が
才覺
(
さいかく
)
にて、
徳川氏
(
とくがはし
)
より
金子
(
きんす
)
一萬兩
(
いちまんりやう
)
借用
(
しやくよう
)
ありしほどなれば、
幼君
(
えうくん
)
御心
(
おんこゝろ
)
を
惱
(
なや
)
ませ
給
(
たま
)
ひ、
何
(
なん
)
とか
家政
(
かせい
)
を
改革
(
かいかく
)
して
國
(
くに
)
の
柱
(
はしら
)
を
建直
(
たてなほ
)
さむ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
多日
(
たじつ
)
病
(
やまひ
)
と
稱
(
しよう
)
して
引籠
(
ひきこも
)
り、
人知
(
ひとし
)
れず
諸家
(
しよか
)
に
立入
(
たちい
)
り、
内端
(
うちわ
)
の
樣子
(
やうす
)
を
伺
(
うかゞ
)
ひ
見
(
み
)
るに、
御勝手
(
ごかつて
)
空
(
むな
)
しく
御手許
(
おてもと
)
不如意
(
ふによい
)
なるにもかゝはらず、
御家中
(
ごかちう
)
の
面々
(
めん/\
)
、
分
(
わ
)
けて
老職
(
らうしよく
)
の
方々
(
かた/″\
)
はいづれも
存外
(
ぞんぐわい
)
有福
(
いうふく
)
にて
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
老職(らうしよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
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