“家政”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かせい50.0%
いえまさ37.5%
うち12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの女は早くから学校をやめさせられ、うちにいてお料理りょうりをこしらえたり、お裁縫さいほうをしたり、父親や兄弟たちのために家政かせいを取らなければならなかった。
浅野長吉ながよし、杉原家次いえつぐ、黒田官兵衛、細川忠興ただおき、高山右近長房ながふさ蒲生氏郷がもううじさと筒井順慶つついじゅんけい、羽柴秀長、堀尾茂助吉晴ほりおもすけよしはる、蜂須賀小六家政いえまさ、稲葉入道一鉄いってつ——など。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はげしいヒステレーで気が変になって東京在の田舎の実家さとへ引っ込んでいる隠居の添合つれあいが、家政うちを切り廻している時分には、まだ相模さがみの南の方から来て間もないほどの召使いであった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)