廷丁てい/\)” の例文
『——それ、あたまねとばせ』と女王樣ぢよわうさま一人ひとり廷丁てい/\まをされました、が帽子屋ばうしや姿すがたは、廷丁てい/\戸口とぐちまでかないうちえなくなりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
其處そこ廷丁てい/\は石をくらに入んものとあげて二三歩あるくや手はすべつて石はち、くだけてすうぺんになつてしまつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そこで一ぴきぶたなんとかつて喝采かつさいしましたが、たゞちに廷丁てい/\のために制止とめられました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
わたし審問しんもんをはりに「傍聽人ばうちやうにん喝釆かつさいしやうとして、たゞちに數多あまた廷丁てい/\どもに制止とめられた」とふことを、屡々しば/\新聞しんぶんんではましたが、それが意味いみだかわかりませんでした。』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)