“廷無”の読み方と例文
読み方割合
テムズ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廷無テムズ河畔の路は、まひるにもかかわらず風光とも暗い。車馬の往来は織るよりも忙しく、行く人の走るがごときは狂えるかと思うばかりである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
廷無テムズ河のほとり、光もぼんやりとした月、それがたちまち清らかに輝き広大無辺の世界をてらすのである。〈君の画業もまた、やがてはこの月の光のごとく輝くことであろう。〉
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)