“李自成”の読み方と例文
読み方割合
りじせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張献忠ちょうけんちゅうはかの李自成りじせいと相ならんで、みん朝の末期における有名の叛賊である。
今人をののしるの危険なることは趙甌北てうおうほくの「簷曝雑記えんばくざつき」にその好例ありと言ふべし。南昌の人に李太虚りたいきよと言ふものあり。明の崇禎そうてい中に列卿れつけいる。国変に死せず。李自成りじせいくだり、清朝定鼎ていていの後、脱し帰る。
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)