トップ
>
関址
ふりがな文庫
“関址”の読み方と例文
読み方
割合
せきあと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せきあと
(逆引き)
そのあとを
訪
(
と
)
えば、唯秋風の吹いておるばかりであるというのである。「藪も畠も不破の
関址
(
せきあと
)
」の意であろう。これも調子の強い句である。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ある時奥州へ往つて
勿来
(
なこそ
)
の
関址
(
せきあと
)
を訪ねた事があつた。その折も大雅は京に残しておいた女房の事などはすつかり忘れてしまつて、珍しい瓦を捜さうとして雑草の生え茂つたなかを這ひまはつてゐた。
茶話:12 初出未詳
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「不破の
関址
(
せきあと
)
はもう間近いことでござろうな」
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
関址(せきあと)の例文をもっと
(3作品)
見る
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
址
漢検1級
部首:⼟
7画
“関”で始まる語句
関
関係
関聯
関羽
関守
関節
関白
関所
関平
関宿
検索の候補
古関址
勿来関址
“関址”のふりがなが多い著者
高浜虚子
中里介山
薄田泣菫