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遺址
ふりがな文庫
“遺址”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いし
60.0%
ゐし
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いし
(逆引き)
ミクロネシヤにはもう一つ、ポナペ島にこれと同様な(更に大規模な)
遺址
(
いし
)
があるが、共にこれを築いた人間も年代も判っていない。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
荒廃の
遺址
(
いし
)
を補修再興していつまでも保存しておきたいという願いを私は
尤
(
もっと
)
ものことと思うし、そういう人の信心も疑わないけれど、これは前にも述べたごとく至難の業である。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
遺址(いし)の例文をもっと
(3作品)
見る
ゐし
(逆引き)
その本城たりし
山吹城
(
やまぶきじやう
)
の
遺址
(
ゐし
)
は今猶其の東端にありて、
田圃
(
でんぽ
)
蕭條の
中
(
うち
)
仔細にその地形を指點すべく、
傍
(
かたはら
)
に
祀
(
まつ
)
れる八幡宮の
小祠
(
せうし
)
は義仲が初めて元服を加へたるところと傳ふ。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
旅人のかへり行くあとを見送りて、ついまつの赤き光さへ見えずなりぬる時、あたりは
闃
(
げき
)
として物音絶えたり。この
遺址
(
ゐし
)
のうちには、耶蘇教徒が立てたる木卓あまたあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
遺址(ゐし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“遺址”の意味
《名詞》
遺 址(いし)
建物や城のあった跡。
(出典:Wiktionary)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
址
漢検1級
部首:⼟
7画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏
“遺址”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
中島敦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
吉川英治
田山花袋