“営口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えいこう80.0%
エイコウ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
交通輸送の状況等をつぶさに調査した後、ついに東清鉄道沿線の南満各地を視察しつつ大連、旅順から営口えいこうを経て北京ペキンへ行った。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
……どこへ落ち付くのか用が無いから探っても見ませんが、大連、営口えいこうから、満洲の奥地へ這入る爆薬ハッパは大変なものです。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何でも日露戦争の折、満州の牛荘ニュウチャン営口エイコウの間で斥候に出され、一人で馬に乗ってゆきながら、ふと道端に目を落すと本が一冊落ちていた。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)