“牛荘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ニュウチャン50.0%
ニューチャン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも日露戦争の折、満州の牛荘ニュウチャン営口エイコウの間で斥候に出され、一人で馬に乗ってゆきながら、ふと道端に目を落すと本が一冊落ちていた。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
彼は牛荘ニューチャンの激戦の画を見ながら、半ば近所へも聞かせるように、こうお蓮へ話しかけた。が、彼女は不相変あいかわらず、熱心に幕へ眼をやったまま、かすかにうなずいたばかりだった。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)