“幕営”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくえい80.0%
キャンプ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砲弾ほうだんにて破損せる古き穀倉の内部、からくも全滅ぜんめつまぬかれしバナナン軍団、マルトン原の臨時幕営ばくえい
饑餓陣営:一幕 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
一しきり休むとまた馬にまたがり、がむしゃらにけ出す。終日乗り疲れ黄雲こううん落暉らっきくんずるころになってようやく彼は幕営ばくえいに戻る。疲労だけが彼のただ一つの救いなのである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
私は我々の宗教的修業で、メソディスト幕営キャンプ集合以外、これに比すべきものは何も思い出せなかった。