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褫
ふりがな文庫
“褫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うば
57.9%
と
15.8%
は
15.8%
たく
5.3%
はが
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うば
(逆引き)
商売している以上、体はどうも仕方がない、
汚
(
よご
)
れた体にも純潔な精神的貞操が宿り、金の力でもそれを
褫
(
うば
)
うことはできないのだと。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
褫(うば)の例文をもっと
(11作品)
見る
と
(逆引き)
天狗
(
てんぐ
)
の
俎
(
まないた
)
といひますやうな
大木
(
たいぼく
)
の
切
(
き
)
つたのが
据置
(
すゑお
)
いてあるんです。
其
(
そ
)
の
上
(
うへ
)
へ、
私
(
わたし
)
は
内外
(
うちと
)
の
衣
(
きぬ
)
を
褫
(
と
)
られて、そして
寢
(
ね
)
かされました。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
褫(と)の例文をもっと
(3作品)
見る
は
(逆引き)
しかし、幕府内でも最も強硬な主戦派の頭目として聞こえた
小栗上野
(
おぐりこうずけ
)
の職を
褫
(
は
)
いで謹慎を命じたほどの堅い決意が慶喜になかったとしたら。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
褫(は)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
たく
(逆引き)
「厭な人ね。」と、お庄は机の端に
両肱
(
りょうひじ
)
をついて目を
睜
(
みは
)
っていたが、いきなり手を伸ばして巻紙を引っ
褫
(
たく
)
った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
褫(たく)の例文をもっと
(1作品)
見る
はが
(逆引き)
されば日に増し募る入道が無道の
行爲
(
ふるまひ
)
、一朝の怒に其の身を忘れ、小松内府の
諫
(
いさめ
)
をも用ひず、恐れ多くも後白河法皇を
鳥羽
(
とば
)
の北殿に押籠め奉り、卿相雲客の或は累代の官職を
褫
(
はが
)
れ
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
褫(はが)の例文をもっと
(1作品)
見る
褫
漢検1級
部首:⾐
15画
“褫”を含む語句
褫奪
紫衣褫奪
“褫”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
高山樗牛
徳田秋声
二葉亭四迷
島崎藤村
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
泉鏡太郎
幸田露伴
泉鏡花