“行爲”のいろいろな読み方と例文
新字:行為
読み方割合
かうゐ40.0%
おこなひ20.0%
わざ10.0%
しこなし10.0%
ふるまひ10.0%
タート10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴樣達きさまたちはあのとき中根なかね行爲かうゐわらつたかもれん。しかし、中根なかねまさしく軍人ぐんじんの、歩兵ほへい本分ほんぶんまもつたものだ。えらい、えらい‥‥」
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
是故に汝さとるをうべし、愛は必ず汝等の中にて凡ての徳の種となり、また罰をうくるに當るすべての行爲おこなひの種となるを 一〇三—一〇五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
陣に入り來る間もあらず、言の如くに行爲わざは成り
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
盛宴せいゑんもよふすときは無情むじゃう行爲しこなしともおもはれうによって。
されば日に増し募る入道が無道の行爲ふるまひ、一朝の怒に其の身を忘れ、小松内府のいさめをも用ひず、恐れ多くも後白河法皇を鳥羽とばの北殿に押籠め奉り、卿相雲客の或は累代の官職をはが
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
ある時はファウスト博士が教へける「行爲タートによらでは救はれじ」
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)