“かうゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
行爲57.1%
厚意14.3%
好意14.3%
行為14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ反目はんもくしてるだけならばひさしくれてた。しかかれ從來じゆうらいかつてなかつた卯平うへい行爲かうゐはじめて恐怖心きようふしんいだいたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たゞ如何いかにしてこの厚意かうゐむくいんかとの一念いちねん
いづれもに/\双眼鏡さうがんきやうたづさへ、白巾ハンカチーフり、喜色えみたゝえて、諸君しよくん好意かうゐしやすることであらう。
病理学者びやうりがくしや心理学者しんりがくしやでない竹村たけむらには、組織立そしきだつてそれを説明せつめいすることは困難こんなんであつたが、とにかく奈美子なみこたいしてふるまうたかれ色々いろ/\行為かうゐだけでは、かれもまた一しゆ変態性慾者へんたいせいよくしやだとおもはれた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)