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反目
ふりがな文庫
“反目”の読み方と例文
読み方
割合
はんもく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんもく
(逆引き)
「
葭
(
よし
)
がしげつて
渡場
(
わたしば
)
の邪魔になり」といふかの川柳においても想像せらるる如く、時には互に
反目
(
はんもく
)
嫉視
(
しっし
)
せるや知るべからず。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼
(
かれ
)
は
反目
(
はんもく
)
して
居
(
ゐ
)
るだけならば
久
(
ひさ
)
しく
馴
(
な
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
然
(
しか
)
し
彼
(
かれ
)
は
從來
(
じゆうらい
)
嘗
(
かつ
)
てなかつた
卯平
(
うへい
)
の
行爲
(
かうゐ
)
に
始
(
はじ
)
めて
恐怖心
(
きようふしん
)
を
懷
(
いだ
)
いたのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そこで
父子
(
おやこ
)
久しい
間
(
あひだ
)
反目
(
はんもく
)
の
形勢
(
けいせい
)
となツた。母夫人はまた、父子の間を
調停
(
てうてい
)
して、
冷
(
ひや
)
ツこい家庭を
暖
(
あたゝ
)
めやうとするだけ家庭主義の人では無かツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
反目(はんもく)の例文をもっと
(5作品)
見る
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“反”で始まる語句
反
反古
反対
反駁
反身
反物
反故
反撥
反芻
反響
“反目”のふりがなが多い著者
沼田一雅
三島霜川
長塚節
吉川英治
永井荷風