“本分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんぶん90.0%
つとめ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴樣達きさまたちはあのとき中根なかね行爲かうゐわらつたかもれん。しかし、中根なかねまさしく軍人ぐんじんの、歩兵ほへい本分ほんぶんまもつたものだ。えらい、えらい‥‥」
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
「すでに伊那丸君いなまるぎみがごさいごとわかった以上いじょうは、いさぎよくおともをして、臣下しんか本分ほんぶんをまっとういたしとうござります」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は私の本分つとめを尽くすうちに、満足を見出してゆくべきです。したがって、私たちは、決して自分おのれの使命を他人に誇るべきではありません。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)