行爲おこなひ)” の例文
新字:行為
是故に汝さとるをうべし、愛は必ず汝等の中にて凡ての徳の種となり、また罰をうくるに當るすべての行爲おこなひの種となるを 一〇三—一〇五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かれらの行爲おこなひは獸の如きそのさがあかしとならむ、されば汝唯一人たゞひとりを一の黨派たらしむるかた汝にとりてかるべし 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
されば一の行爲おこなひより樣々さま/″\の事出でぬ、そは一の死、神の聖意みこゝろにも猶太人ジュデーアびとの心にも適ひたればなり、この死の爲に地は震ひ天は開きぬ 四六—四八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝既に我等の行爲おこなひと我等の犯せる罪を知る、恐らくはさらに我等の名を知るを望むべけれど告ぐるに時なく又我しかするをえざるなるべし 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
凡そこれを掠め又はこれを折る者は行爲おこなひ謗※ばうとくをもて神に逆らふ、そは神はたゞ己のためにとてこれを聖なる者に造りたまひたればなり 五八—六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
さればかれらは、己が行爲おこなひの徳によらず、たゞ最初の視力の鋭さ異なるによりてその置かるゝきだを異にす 七三—七五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)