“聖意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みこゝろ50.0%
みこころ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば一の行爲おこなひより樣々さま/″\の事出でぬ、そは一の死、神の聖意みこゝろにも猶太人ジュデーアびとの心にも適ひたればなり、この死の爲に地は震ひ天は開きぬ 四六—四八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かのふみを世にかんためいくばくの血流されしや、へりくだりてこれに親しむ者いかばかり聖意みこゝろかなふやを人思はず 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
【未だあらざるさきより】人の魂はそのいまだ造られざるさきに既に神の聖意みこころの中に存在す、神見てこれを善しとしたまふ
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
私の髪毛かみのけは砂にまみれ、私の腹は岩に押しつけられております。もし私の死にたいお願いが聖意みこころにかないましたならば、只今すぐに私の生命いのちを、燃ゆる閃電いなずまにおわたし下さいませ。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)