聖意みこゝろ)” の例文
されば一の行爲おこなひより樣々さま/″\の事出でぬ、そは一の死、神の聖意みこゝろにも猶太人ジュデーアびとの心にも適ひたればなり、この死の爲に地は震ひ天は開きぬ 四六—四八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かのふみを世にかんためいくばくの血流されしや、へりくだりてこれに親しむ者いかばかり聖意みこゝろかなふやを人思はず 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
げに常に神の聖意みこゝろの中にとゞまり、これによりて我等のこゝろ一となるは、これこのさいはひなる生のもとなり 七九—八一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝ我主よ、聖意みこゝろの奧にかくれつゝ聖怒みいかりをうるはしうする復讎を見てわがよろこぶ時いつか來らむ 九四—九六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)