“ウラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:うら
語句割合
33.3%
13.3%
13.3%
13.3%
6.7%
末端6.7%
6.7%
顔色6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるにやゝもすればウラふといふ処に占合、占相、たをやめに手弱女などゝあて字を用ゐる。うらふ、かたらふ、たゝかふのふにはもとよりあふの意はないではなからう。
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ハラふる・ウラふるの例である。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、ウラウラウラ(うら<うれ)同様、の義だとも言へる。表面・末端の義から、さうした出現形式に言ふのだと説けばわかる。
ぬけウラをぬけて川べのすゞみかな
寒山落木 巻一 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、ウラウラウラ(うら<うれ)同様、の義だとも言へる。表面・末端の義から、さうした出現形式に言ふのだと説けばわかる。
呪言に伴うて精霊が表す神秘な標兆として、末端ウラあらはれるものゝ意である。
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、ウラウラウラ(うら<うれ)同様、の義だとも言へる。表面・末端の義から、さうした出現形式に言ふのだと説けばわかる。
其にまさでと言ふ副詞とをかけ、うらは占と顔色ウラとをかけた姿になつてゐる。まさ・うらは占ひの縁語であるとも言へよう。無意識であらうが、今一歩進めば、意識に上るのである。
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)