顔色ウラ)” の例文
旧字:顏色
其にまさでと言ふ副詞とをかけ、うらは占と顔色ウラとをかけた姿になつてゐる。まさ・うらは占ひの縁語であるとも言へよう。無意識であらうが、今一歩進めば、意識に上るのである。
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)