“澆季”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうき75.0%
すえ15.0%
げうき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近代は澆季ぎょうきなりと時の人が嘆いたあの戦慄すべき保元平治時代よりもまだまだ今日の芸術界の一部は浅ましい。堕落しきってるような気がする。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「それがさ、実に面白いではないか。白縮緬しろちりめんに張り合って、ああいう手合いが出るところを見ると、世はまだなかなか澆季すえではないのう」
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
何事によらず、今の世は遠く古の希臘ギリシア羅馬ロオマの世に及ばずと知り給へ。澆季げうきの世は古に復さんよしもなしと、かこち顏なり。