“世道澆季”の読み方と例文
読み方割合
せどうぎょうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本などにも世道澆季せどうぎょうきを説く人は昔からあった。正法末世しょうぼうまっせという歎きの声は、数百年間の文芸に繰返されている。『徒然草つれづれぐさ』の著者の見た京都は、すでに荒々しく下品な退化であった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)