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澆季
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すえ
ふりがな文庫
“
澆季
(
すえ
)” の例文
「それがさ、実に面白いではないか。
白縮緬
(
しろちりめん
)
に張り合って、ああいう手合いが出るところを見ると、世はまだなかなか
澆季
(
すえ
)
ではないのう」
紅白縮緬組
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
有王 世は
澆季
(
すえ
)
になったと思われまする。平氏はますます栄えはびこり、その
荘園
(
しょうえん
)
は天下に半ばし、一族ことごとく
殿上
(
てんじょう
)
に時めき「平氏にあらざるものは人にあらず」といわれております。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「ああ、世は
澆季
(
すえ
)
でなかった」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“澆季”の意味
《名詞》
道徳が衰退し、情が薄くなった時代。
(出典:Wiktionary)
澆
漢検1級
部首:⽔
15画
季
常用漢字
小4
部首:⼦
8画
“澆季”で始まる語句
澆季溷濁
澆季澆季
澆季皇帝