“げうき”の漢字の書き方と例文
語句割合
澆季100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何事によらず、今の世は遠く古の希臘ギリシア羅馬ロオマの世に及ばずと知り給へ。澆季げうきの世は古に復さんよしもなしと、かこち顏なり。
おくるや可惜あたら若木わかきはなにおくれてぬべきやまひいえたるものゝわづ手内職てないしよく五錢ごせん六錢ろくせん露命ろめいをつなぐすべはあらじをあやしのことよとたづねるに澆季げうきとはくものゝなほ陰徳者いんとくしやなきならで此薄命このはくめい
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)