“こののち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此後70.6%
以後11.8%
将来11.8%
後来5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此後こののち杉村氏すぎむらしは、東京朝日とうきやうあさひ世界せかいしう會員くわいゐんともに、米國べいこくわたり、ボストンにてはからずモールス面會めんくわいし、余等よらとも大森貝塚發掘おほもりかひづかはつくつことかた
いざこれよりは鋭次に会ひ、其時清を押へ呉たる礼をも演べつ其時の景状やうすをも聞きつ、又一ツには散〻清を罵り叱つて以後こののち我家に出入り無用と云ひつけ呉れむと立出掛け
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
老女おばさん」と篠田は渡辺の老女を顧みつ「花さんは大切だいじな体です、将来こののちに大きな事業しごとをなさらねばならぬ役目をんで居られますので、又た花さんの性質にく適当した役目であると思ひますので、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「よろしい、よろしい」と、西宮はうなずきながら、「平田の方は断念おもいきッてくれるね。私もお前さんのことについちゃア、後来こののち何とでもしようから」
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)