“手取川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てどりがわ75.0%
てとりがわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手取川てどりがわ打越うちこし安宅あたかなどいたる処の敵を追い、また敵の援護となる部落を焼きたてて、金津かなつの先まで進出したときである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時は天保二年秋の初め、まだ山々の紅葉も淡く、加州鶴来町つるぎまちから、手取川てどりがわの本流に沿うて、霊峰白山に登る道は、白々と緑の中に隠見するのでした。
天保の飛行術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
野々市ののいち松任まっとう笠間かさま手取川てとりがわ——と各地の、のろし山からのろし山へ、音響の駅伝えきでんとなって、轟音がうけつがれ、つかのまに、非常事ありの警報が
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)